ー受講者地域のユニバーサルフィールドツアービジネスコンテストー
ユニバサールフィールド・コンシェルジュ養成講座第4回目を実施
平成30年12月10日、松本キャンパス中央図書館セミナー室にて、ユニバーサルフィールド・コンシェルジュ養成講座第4回目を実施しました。
今回の講座は、2部構成となっており、前半は『ファンを作るWEB戦略と美しい自然を切り取る写真術』と題した講座、また後半は、『ユニバーサルフィールドツアービジネスコンテスト』として、受講生による造成ツアープレゼンテーションを行いました。
ー第1部ー
講座前半では、写真家の山写氏から、集客のためのWEB戦略と撮影術についてお話をいただきました。講義では、山写氏が携わった奥飛騨温泉郷平湯温泉での地域活用事例をもとに、クラウドファンディングを使用した集客や、WEBコンテンツの効果的な活用方法を学びました。
また、情報発信については、写真と動画を効果的に使い、その情報を伝えたい人、またその情報を求めている人に対して、常に情報を発信し続けることが大切であるという視点をもとに、写真の撮り方や写真を上手に撮影するための機材についても学びました。
ー第2部ー
講座後半の「UFツアービジネスコンテスト」では、受講生が前回の講座で発表したUFツアーまたはイベント企画をたたき台として、前回の検討内容をもとに再構築してきた内容を発表していきます。
審査員には、受講生および本学関係者に加え、
ユニバーサルフィールドツアー専門家の視点から、一般社団法人Universal Fieldの小泉氏、
旅行商品造成の専門家の視点から、株式会社JTB長野支店の支店長 石黒氏、営業課営業課長神田氏、地域統括プロデューサー 山崎氏にも加わっていただきました。
評価の観点は、
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プログラムタイトルの魅力
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ツアー全体の魅力について
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バリアインフォメーションの充実について
の3つです。
講座参加者の採点により優秀と審査された企画は、次回1泊2日で実践するUFツアーに選ばれ、さらに、3月に開催される本事業の合同研修会において、他大学で実施されている講座受講生の前で発表する機会を得られるという重要な回です。
また、ベストに選ばれた企画は、商品化を検討していくこともあり、各発表者は、講師からの専門的な視点からの質問に真剣に回答をしたり、アドバイスを聞き逃さないようにメモを取ったりしました。
ー地域資源と各受講生のアイディアを活かしたツアーのプレゼンテーションー
ー講師からの指導助言を真剣に聞く受講生ー
お昼を挟んで4時間に及ぶプレゼンテーションの後、投票が行われ、
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酒井氏の星空を楽しむUFツアー企画
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小林氏の豪雪の鍋倉高原で雪原スノーシューとかまくらランチを楽しむ企画
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浅野氏のデュアルスキーを活用したウィンターUFツアーの企画
がトップ3に選ばれました。
そして、次回の講座で実践されるモニターツアーは、北信の飯山エリアをユニバーサルフィールドとしてスノーアクティビティを展開する浅野氏と小林氏のツアー企画が選ばれました。飯山エリアの受講生たちが協力して構築するUFツアーに期待します。
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